『愛していない』と言われたので離縁届を出したら、旦那様の守護竜が私についてきました 〜三年間、毎晩竜の炎を鎮めていたのは私です〜

辺境伯夫人リーナは、夫に愛されていない。

それでも彼女は三年間、辺境伯家の守護竜フェルンの炎を毎晩鎮め続けてきた。
暴走すれば国境の森を焼きかねない竜。
その魔力を受け止め、記録し、領地を守っていたのはリーナだった。

けれど夫は、それを知らない。
フェルンが大人しいのは、自分の力だと思っていた。

ある日、夫は初恋の女性を屋敷へ連れてくる。
そして、リーナを愛していないことを当然のように告げた。

リーナは静かに離縁届を差し出す。

すると、夫の守護竜フェルンが竜舎を破り、リーナの馬車の前に座り込んだ。

三年間、誰にも見えなかった献身を、竜だけは知っていた。
これは、愛されなかった妻が、守護竜に選ばれて自分の居場所を取り戻す物語。

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