透明な公爵夫人は死にました

著者:はるひん

とある、偉大なる公爵家の夫人が死んだ。公爵夫人の名はルルア、取るに足らない伯爵家から嫁いできたばかりであった。
『この酷い嵐は、まるで亡くなった若奥様の憤怒のようではないか』
若奥様に嫌がらせを繰り返していた使用人たちは、そう言って嵐に怯えるのだ。
庭先の寂しい場所に埋葬されたルルアであったが、ある嵐の夜、墓が暴かれた。氷の公爵と呼ばれるアーネスト・エルガの妻は死んだ----はずだった。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー