妹の婚約者がどう見ても被害者なので、逃げ道だけ教えておきました

妹は昔から助けられるのが上手かった。

元病弱で愛らしい妹リリアは、両親から溺愛されて育った。

一方、伯爵家長女のクラリスは「しっかり者だから」と放置されて育った。

そんなある日、クラリスは気付いた。

妹の婚約者エドガーが、どう見ても被害者であることに。

妹の失敗をフォローし、両親に責められ、ひたすら謝り続ける婚約者。

なぜ彼だけが責任を負わされているのだろう。

理解できなかったクラリスは、自分が伯爵家を出る準備を進めるついでに、彼にも”出口”を教えることにした。

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