最初から友情などなかったのです  ~元ドアマットの公爵夫人と疎遠になった友人達~

雨の夜、私の前に倒れていた可憐な乙女。

謂れなき罪で婚約破棄をされた乙女の冤罪を晴らし、

私は乙女を結ばれて幸せを掴んだ——はずだった。

あの夜の妻の行動を振り返るまでは……。

「私たちは何度も手を差し伸べたのよ。
でも彼女が選んだのは、一番『都合のいい』雨の夜だった」

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