付喪神のいる食卓 

著者:守雨

区役所勤めの春人(はると)に、祖父の遺言状が届く。
祖父が住んでいた山奥の一軒家を訪問した春人は、日本刀の付喪神(つくもがみ)だと名乗る美形の男、雨月(うげつ)と出会う。
「お前は俺の主(あるじ)で、俺の役目はお前に仕え、お前を守ることだ」

美味しい料理を作って食べるのが好きという穏やかな性格の春人は、そう言われて困惑する。
押し切られた形で雨月との同居が始まり、春人の人生は付喪神や妖の世界と交錯し始める。

雨月と一緒に暮らす中で、春人は雨月が見ていた自分の祖先の過去を少しずつ知り、かつての主を思う雨月の言葉に胸打たれる。
春人はお人好しで優しく、僕(しもべ)のはずの雨月に頭が上がらない。
おいしいごはんが紡ぐ春人と付喪神の、心温まる日々の話です。

BLではありません。

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