公爵家の娘ベランジェールは、王妃となるべく育てられた。王太子となったセレスタンと婚約し、二人して貴族の集う学園に入学してすぐ、セレスタンから「学園在学中は自由に恋愛させて欲しい」というようなことを言われる。父が承認するならと、ベランジェールは答え、父公爵も「若いものにはよくあること」と認めたために、ベランジェ―ルも許すしかなくなった。しかし翌日。セレスタンの相手である男爵令嬢が倒れて意識不明になったと聞かされる。お前のせいだと責められるベランジェール。しかし医師の診断は――。
鉛の盃
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