兄様に代わって、家を継ぎます!

著者:有梨束

イレーヌにとって自慢の兄が、婚約者候補と初対面の日に本人を目の前にして、吐いてしまったらしい。
それで、家の中が珍しく騒ぎになっている。

「兄様、大丈夫?まだ具合悪い?」
心配して兄の見舞いに行ったけれど、兄様はずっと浮かない顔をしている。

そして、兄様はイレーヌにだけ秘密を打ち明けてくれるのだった。

「…あのね、イレーヌ。内緒にしてほしいんだけど、僕ね、女性じゃなくて男性が好きなんだ」

それを聞いて、イレーヌはあることを思いつくのだった。

(※カクヨムにも投稿しています。)

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