おっさん付与術師の冒険指導 ~お前の力なんて必要ない! そう言われてパーティーを追放された俺は、ギルドに頼まれて新米冒険者のアドバイザーをすることになりました~

 十年前――
 世界は平和だった。
 多くの種族が助け合いながら街を、国を造り上げ、繁栄を築いていた。
 誰もが思っただろう。
 心地良いひと時が、永遠に続けばいいと。
 何の根拠もなく、続いてくれるのだろうと……

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 付与術師としてパーティーに貢献していたシオン。
 十年以上冒険者を続けているベテランの彼も、今年で三十歳を迎える。
 そんなある日、リーダーのロイから突然のクビを言い渡されてしまう。

「シオンさん、悪いんだけどあんたは今日でクビだ」
「クビ?」
「ああ。もう俺たちにあんたみたいなおっさんは必要ない」

 めちゃくちゃな理由でクビになってしまったシオンだが、これが初めてというわけではなかった。
 彼は新たな雇い先を探して、旧友であるギルドマスターの元を尋ねる。
 そこでシオンは、新米冒険者のアドバイザーにならないかと提案されるのだった。
 
 一方、彼を失ったパーティーは、以前のように猛威を振るえなくなっていた。
 順風満帆に見えた日々も、いつしか陰りが見えて……

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