山が崩れたら、貧乏領地が交通の要衝になりました

著者:よみなぎ

 異世界に転生して十六年。貧乏伯爵令嬢として暮らす少女の悩みは、領地に売れるものが何もないことだった。

 そんなある日、三年前の崩落で山奥の地形が変わり、通れなかった谷が開いていると知る。

 地図を広げて気づいたのは、その谷を通れば三日かかる王都と港を、わずか一日で結べること。

 技師の調査でも街道建設は可能。けれど、貧乏伯爵家には肝心の建設費がない。

 ならば、この道で一番儲かる人たちに出してもらえばいい。

 少女は地図を手に、港の商人たちが集まる定例会へ向かった。

※本作はカクヨム、アルファポリスにも掲載しています。

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