三千世界の鵺を殺しても

著者:瞳子

私たちの愛はけして報われない。けして届かない。

愛人のみを愛する夫に顧みられることのないまま儚くなった母を見て育ったフェリアは自分もきっと母のようにしか生きられないのだろうと人生を諦めていた。

しかしアカデミーの入学式の日、目にした第1王子の姿に、彼女はある決断をする。

強い魔力を持ちながら、けして王にはなれない不遇の王子。
彼にしよう。そう決めたフェリアは真夜中、彼の前に姿を現し、提案をもちかける。

死に怯えない人生は如何ですか?と・・・。

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