転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だったのだが~あれ、俺の前でだけ昔のノリって、いや、ちょっと!~

著者:雲雀湯

再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。

「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」

かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいたガキ大将で、てっきり男だと思っていたにも関わらず、目の前にはあの頃の面影もない清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。俺の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。

「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」」

そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……

田舎と都会。少年と少女。変わってしまった心と身体。
だけど変わらない想いと約束もあって――

さらには田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――

これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、そんなひと夏のお話。

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