『褒められると伸びる』教え子のトゲトゲしい後輩を褒めてみたら、いつの間にか好感度が爆伸びしてデレ要素をチラつかせてきた

著者:緒方 桃

「褒めれば伸びるだなんて、迷信だ」

並々ならぬ努力とストイックな性格で常に学年一位の成績を維持してきた優等生、冠城侑李(かぶらぎゆうり)は大学入試の『校長特別推薦』の一環として二年の後輩、茨木千尋(いばらぎちひろ)に勉強を教えることになった。
教師になるのが夢で、初めて教え子を持つことに心を踊らせていた侑李だが……

「言ったよな?単語帳には付箋を貼れって」
「嫌です。てか、こっちこそ言いましたよね?私のやり方に指図しないでって。喧嘩売ってるんですか?」

頑固で口調が刺々しい千尋に手を焼いていた。

しかしある時『茨木千尋は褒めれば伸びる子』だという情報が耳に入り、納得がいかないなりにも、恥ずかしがりながら彼女の指導方法を変えることに。

「おっ、おぉ、よく出来たな。偉いぞ」
(ちょっ、何よいきなり……)
「……つ、次の問題できたら、あぁ、頭ポンポンって撫でてあげようかなーなんて」
(えっ!?ホントに??じゃ、じゃあ……)
「……お願い、します」
「えっ!?」

褒めると伸びる、「好き」の気持ち。
褒めると縮む、互いの距離。
そんな感じの甘々なラブコメディです。

カクヨムにて『『褒められると伸びる』教え子の後輩を褒めてみたら、いつの間にか好感度が爆伸びしていた』というタイトルで投稿しております。

『褒められると伸びる』教え子のトゲトゲしい後輩を褒めてみたら、いつの間にか好感度が爆伸びしてデレ要素をチラつかせてきたのページへ

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー