VRMMO。それは余りにもゲームとして破綻していた。VRMMO。その同意規約はまるで全てを諦めろと言っているかのようだった。
未知の技術。怪しい会社。得体の知れない運営ディレクター。自分の身体に何が起こっているのか分からない。きっとエロい妄想もデータ化して保存されている。それでもゲーマーたちは進む。そこにゲームがあるから。上腕式スポットアーム型の専用ハードに腕を通し、ログインしていく。謎の発光物体を握り締めて。
これは、とあるVRMMOの物語。
2nd.シーズン開幕。身体は闘争を求める。
バレンタインイベント開催!大怨霊を討伐しモテない男たちの怨念を解き放て!
※ 大怨霊に関連する質問はイベントの内容に関わるため答えかねます。あらかじめご了承ください。
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