悪役令嬢には、ばあやがついている。

著者:江葉

公爵令嬢として常に気高くあれと育てられたガートルードは、学園に入学したとたん婚約者のウィリアムに浮気されてしまう。嫉妬のあまり浮気相手のセシリアに嫌がらせをしようとしたある夜、どこからともなく「パシッ」という音が聞こえた。
あれは、そう、死んだばあやの鞭の音。
「悪い子にはお仕置きをしませんと」
そう言って微笑むバーサはとても怖かった。でも、大切なことを教えてくれたのはいつもバーサだった。バーサ、そこにいるの……?
ガートルードはばあやの鞭の音でなんとか思いとどまった。
一方、結婚前の遊びと称していちゃいちゃするウィリアムとセシリアには、奇怪な出来事が次々と起こりはじめ……。

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