迷宮殺しの後日譚 ~正体を明かせぬままギルドを追放された最強の探索者、引退してダンジョン教習所の教官になったら、教え子たちに崇拝される。ダンジョン活性化につき戻って来いと言われても遅い~

「迷宮殺し。貴様が持つ探索者の資格を、剥奪する」
「……は?」

 かつてダンジョンは、モンスターの巣として人々に恐れられていた。
 しかし近年、そこに眠る資源が重視され、人々はダンジョンと共存共栄を図ることになる。

 その結果、これまで無数のダンジョンを『完全攻略』によって破壊してきた探索者――《迷宮殺し》のレクトは、ダンジョン運営で利益を得る貴族たちに切り捨てられ、探索者協会を追放されてしまった。

 現役を引退したレクトは、腐っても仕方ないと思い、正体を隠した上で知人に紹介されたダンジョン教習所の教官を務めることになるが……。

「なんで教習所の先生がこんなに強いんだ!?」

 生徒たちは最初こそ、若くして引退したレクトを見下していたが、いつの間にか崇拝するようになったり、

「アンタが引退したせいでダンジョンが活性化してるんですけど!?」
「ダンジョンと共存共栄とか無理に決まってんだろ!! 国の上層部は分かってない!!」

 現場をよく知る探索者たちからは、現役復帰を懇願されたりと、まだまだ平和には過ごせそうにない。

 貴族の陰謀。変化するダンジョン。
 自由となったレクトは、気まぐれに顔を出し、それらに影響を与えていく。

 これは、自分の役目はもう終えたと思い込んで平穏な日々を求める英雄が、無自覚のうちに世界へ大きな影響を与え続ける、なんちゃって後日譚。

迷宮殺しの後日譚 ~正体を明かせぬままギルドを追放された最強の探索者、引退してダンジョン教習所の教官になったら、教え子たちに崇拝される。ダンジョン活性化につき戻って来いと言われても遅い~のページへ

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

コメント

タイトルとURLをコピーしました