でも後悔はしていません。

著者:猫側縁

城での王子の生誕祭を前に、学園では一足先に王子の生誕を祝おうと、パーティーが行われている。

休学していたはずの生徒も含め、学園に在籍するほぼ全ての生徒が既に揃っていた。
婚約者との不仲の噂が広がる中、事前に王子から、大事な話がある為、できる限り集まって欲しい旨通達があったからだ。
さて、その為に集まった生徒たちは今、会場の中心で向かい合う令嬢たちに目を向けている。
片方は毅然として、片方は狼狽ている。勝敗なら間違いなく前者に軍配が上がっている事だろう。
狼狽ている方の令嬢に、味方は既に居ない。

「さて、改めて伺いますが……何故貴女がこの場にいられるのですか?」

生徒たちが見守る中、貴族らしい綺麗な笑顔を浮かべた令嬢が問いかけた。

ざまあが書きたくて頑張りました。ちょっと長くなっちゃったけど。頭を空っぽにして読んでください。【注意: 今回の主人公はいつもの子たちと性格がだいぶ違います】

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