黒聖女様に溺愛されるようになった俺も彼女を溺愛している

 月代深月が住むアパートの隣の部屋には、学校で聖女様と呼ばれる一之瀬亜弥が住んでいる。
 これまでに二人の間に一切の交流はなく、それはこの先もずっと続いていくはずだった。
 聖女様が降ってくるまでは。
「あなたのこと、嫌いです」
「そうですか」
 風邪を引いて、階段を踏み外した黒聖女を助けてから始まった不思議な関係。
 言い争ったり、嫌われたり、お世話されたり、友達になったり。
 やがて、口では嫌い嫌いと言いつつも甘えたり懐いたりするようになる亜弥と戸惑いながらも受け入れる深月。
 そうして深く関わっていく内にお互いが大切な存在になっていく――そんなお話。

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