婚約指輪、投げ捨てます

著者:立草岩央

子爵令嬢のセレナは、侯爵子息のハロルドと婚約関係にあった。
しかし、義母であるレイニーは位の低いセレナを気に入らず、度重なる嫌がらせを仕向けて来た。
両家のためにどうにか耐え続けたセレナだったが、何故か逆に「自分が義母を苛めた」という噂が広まり、それを信じたハロルドによって一方的に婚約破棄されてしまう。
彼は結局、セレナよりも自分の母親を取ったのだ。

失意に落ちる彼女の指元で光る、婚約指輪。
こんなモノ、もういらない。
セレナは思い切り、その指輪を投げ捨てたのだが……。

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