【完結】あの〜、人質だと聞いていたのですが殿下はどうして私に求婚を?〜聖女である双子の妹の身代わりで敵国に送られましたが、どうも様子が変です

著者:冬月光輝

代々聖女の家系であるアウルメナス伯爵家の長女として生まれたミネアは双子の妹であるジルと比べて魔力が圧倒的に少なく、聖女には成れなかったので、虐げられて過ごしてきた。
それでもミネアは努力して、自然界の力を自分の力に変換する精霊術を修得して妹をも上回る力を手に入れたが、両親には認められずにいた。

「ミネア、お前はジルの代わりに人質としてベルゼイラ王国に行くのだ」

アウルメナス伯爵によると敵国であるベルゼイラ王国は休戦の条件として聖女の身柄を要求してきたとのこと。
国王と話し合った結果、ミネアが聖女である妹の身代わりとして人質になることが決定する。

食事も満足に得られていないミネアはここに居ても地獄だと、それを了承して敵国の人質となることに。

「聖女ジルよ。予言に従って君と結婚したい」

しかし、敵国で待っていたのはその国の第二王子からの熱烈なプロポーズだった。
ミネアは思っていた人質生活と全く違うことに困惑する。
王子の勢いに押されて婚約してしまう彼女だが、聖女ジルでないとバレれば婚約破棄どころでは済まないのでは、とドキドキしながら新たな生活をスタートするのだった。

※全十五話構成で既に予約投稿を終えていますので、完結まで安心して楽しめます(12/18のお昼頃に完結予定)。
※アルファポリス様にも投稿しています。

【完結】あの〜、人質だと聞いていたのですが殿下はどうして私に求婚を?〜聖女である双子の妹の身代わりで敵国に送られましたが、どうも様子が変ですのページへ

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー