誰にも必要とされない私でも、死んだら必要としてくれますか?

著者:笹 塔五郎

アルシラ・ティーレイは誰かに必要とされることのない人生を送ってきた。
ようやく彼女を認めてくれたと思っていた騎士公爵家のレイス・ルーヴァンスにも見捨てられ、『国家反逆罪』という覚えのない罪で流刑地へと送られることになる。
アルシラの人生はそこで終わりを迎えるはずであったが、流刑地へ向かう途中だった彼女は土砂崩れに巻き込まれてしまう。
そこで死ぬことができたと思っていたアルシラであったが……

「『綺麗な死体』を拾ったと思ったのだが、まさか息を吹き返すとは」

彼女は死霊術師であるというガロン・ルーデッドに拾われることになる。
死体を必要とする彼には、やはりアルシラは不要だった。
アルシラは彼の望み通りに、自ら命を絶とうとするが……?

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