ヒロインを呪ったら、呪われた辺境伯に仕えることになりました

「どうかわたくしに貴方にかけられた呪術を調べさせていただけないでしょうか」
そう辺境伯レオポルドに言い放った悪役令嬢グリーゼルは呪いの解呪の経験があった。ーーそれも自分がかけた呪いの。

グリーゼルはヒロインに呪いをかけたところで前世の記憶を思い出す。大好きだった婚約者エルガー殿下を自分に振り向かせるため、エルガー王子と恋仲のヒロイン、ナーシャ・ペイジ男爵令嬢に呪いをかけたところだった。

しかしその結末を前世の記憶と共に知ってしまう。
婚約者エルガー王子からの婚約破棄&断罪=死罪という最悪の結末を。
そしてそれを回避するために、自分がナーシャにかけた呪いを解呪して回る。

「これで断罪する理由はもとより、婚約破棄する理由さえあやしいと思うんだけど。少なくとも死罪は免れるはず」

しかし結果は辺境送り……。それも魔力暴走で人を傷つける呪いの辺境伯へと仕えることになってしまった!

グリーゼルは呪いを解くことはできるのか!?
大好きな婚約者に婚約破棄されたグリーゼルの心はどうなる!?

※R15は血が出るシーンがあります

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現在第二章を書き始めています。
第二章はレオポルドが主人公になりそうです。
続きをお楽しみに!

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