誰も見向きもしない最下級ダンジョンがレアダンジョンに進化した件 ~チート装備とチートダンジョンを手に入れたので、気ままに最強目指します~

■十数年前に出現したダンジョン。そこからは災害が産み出された。
後に大繁殖《スタンピード》と呼ばれることになるそれは、ダンジョンが出現して一月、突如として巻き起こったのだ。
それを一月の内にかき集めた電力を賄うことの出来る新資源――『魔石』やダンジョン内に現れるモンスターを殺す事で『レベル』を上昇させた人類が奮戦し、辛くも撃退に成功した。

■人類がそれよりダンジョンに踏み入る事が無くなり、十年の時が経った。
そして再び攻略が始まり数年、今ダンジョン攻略は最盛期を迎えていた。

そんな世で、殿宮城旗はソロ探索者業をこなしていた。
引きこもりの彼には学歴もなく、戦績もなく、誇れるものなどあるはずもない。

しかし生活のためにゴブリンしか出てこない最低効率のクソダンジョンに篭り続けていた。

■そして1年が経った今。

彼の努力は報われ、ダンジョンは進化する。
歴史的な発見を前にして、しかし彼は喜ぶ事など出来なかった。

「これ報告したら俺殺されるんじゃぁっ……!?」

進化したダンジョンは運よく超レアダンジョン。これまでとは効率が違った。
どんな高級な武器よりも強い魔剣聖剣。
どんなモンスターより効率の良いレベルアップ。
どんなダンジョンより稼ぎまくれるレアドロップの嵐。

これはヤバい発見をしてしまった彼がレア装備で身を固めて自分が生き残る為に世界を救う物語。

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