「え?あの狼は殿下だったのですか?」「いまさら気づいてももう遅い。外堀はすでに埋めてある」~フェンリルの血を継いだ狼王子は勝手に番を見定めたようです~

著者:杓子ねこ

子爵令嬢ミアは、父親の左遷が原因で婚期を逃した身の上だった。
ミアはある秋の日に傷ついた銀狼フェンリルを介抱し、「未来の番」と呼ばれる。

その日からミアの運命は一変した。
王宮では第一王子と第二王子の王位継承争いが勃発。
なぜか第一王子に命を狙われたミアをフェンリルが救出した――と思ったら……?

「え? あの狼は殿下だったのですか?」
「いまさら気づいてももう遅い。外堀はすでに埋めてある」
「待ってください、殿下は六つも年下じゃないですか!」

有無を言わさず王宮へ連れていかれ、年下狼王子との生活が始まった――!

※冒頭は流血や暴力表現のあるややシリアス展開ですが、基本的にギャグとラブの予定です。たぶん。

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