嘘つき天使へ、愛をこめて

「……ほんっと、くだらない」
「暴力とか喧嘩とか、
ただ傷つけ合うだけの自己満足じゃん。
そんなのは強さとは言わないんだよ」
°*┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈*°
一匹狼の秘密を抱える孤独少女
雫井 サリ
~Sizukui Sari~
×
月岡 雅
~Tukioka Мiyabi~
族〝胡蝶蘭〟の総長
°*┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈*°
ただ、強くなりたかった。
「……守られるだけの女には、
絶対にならないって決めてるから」
生きている意味を見つけたかった。
°
+
*
「……好きになんて、なれないよ。なっちゃいけないんだよ。だって――」
あたしがいた証を
誰かの心に焼き付けておきたくて。
「だってあたしは、もう生きれないんだから」
だからキミがその想いをくれた時、
『あぁもっと生きたかった』って
ほんの少し、後悔してしまったんだ。
「大切なヤツを守るためなら
この命だって厭わずに捨てられる」
「そーゆー強がり、もういらないから」
「変わったよ、なにもかも。
君がいて俺たちはやっと笑顔になる。
それが家族ってもんだろ?」
嘘ばかりのあたしを
意地悪な笑顔で愛してくれたのは、
不器用に愛してくれようとしていたのは、
────……だったんだね。
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沢山のレビュー・感想ありがとうございます!
とても嬉しいです( ; _ ; )
素敵な表紙画像はマポン様から頂きました♩
嘘つきシリーズ第2弾
『嘘つきお嬢様は、愛を希う』
も、よろしくお願いします!
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