狼の愛したお姫様

───いつからか、愛は歪んでいた。
「お前を愛してやれんのは俺だけだろ?」
その歪んだ愛は、私を捕らえて離さない。
「だって約束、したもんね?」
──貴方があまりに綺麗に笑うから。
「……これで、最後にするね。」
貴方を愛した事だけは、後悔しなかった。
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