【完】BLACK LOVER~甘くて危険な彼の溺愛~

小学4年生、10歳。
両親が交通事故で他界。
私は一夜にして1人ぼっちになった。
悲しみの広がる暗いお葬式。
みんなのすすり泣く声が聞こえ、誰もが私に同情した。
だけど、誰も1人になった私を引き取ろうとはしなかった。
そんな時に現れた光じゃない、真っ暗な世界でひと際“黒”が似合う少年。
「俺が引き取ってやる」
大人がいる前でそう言い放ったんだ。
そんな彼に私は憧れ、焦がれた───。
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三笠 友理奈‐Mikasa Yurina‐
16歳、高1。
純粋でまっすぐな女の子
×
黒崎 冬夜‐Kurosaki Toya‐
18歳、高3。
意地悪なS系男子
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あの時の少年、黒崎冬夜くんに引き取ってもらって6年。
いつも先を行くあなたと同じ高校生になれた。
あなたは私を引き取ってくれた恩人で憧れの人で….好きな人。
あなたの隣を堂々と歩ける人になりたいな。
「ねぇ友理奈、何をしてほしいか言ってくれないと分からないよ?」
「言ってくれたら何でもしてあげるのに」
いつも意地悪で私の心をもてあそぶ。
だけど、私の心をとらえて離さない。
私はずっと前からあなたのことが….
「友理奈は俺のものでしょ?」
好きだったんだよ。
FINISH▷2021/1/8
(Ⅽ)Mizuki Yasui
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