公子なのにΩとわかって一族から追放されました〜王弟に娶られ子育てと仕事に奮闘中なので今更戻れと言われてもお断りです〜

著者:grotta

「バラデュール家の男子にオメガ性だなんて不吉だわ!」
α至上主義なリュカシオン公国でΩと判定された第3公子のルネは一族全体から蔑まれる身となる。継母からの罵倒、婚約破棄、異母兄弟の酷い仕打ちに耐え追放された先でも更に異母姉夫婦から過酷な目に遭わされ妊娠してしまう。
それでもなんとか苦難に耐え抜いた末、王弟グスタフと出会ったことからルネの新たな人生が始まる。
生きる目標を見つけ子育てをしながら忙しい日々を送っていたルネだったが、数年後突然継母からの手紙が届き公国に戻って欲しいと要請され……?
狂った一族の愛欲と公位継承争いに翻弄されながらもΩ公子が幸せを掴もうと奮闘するお話。
1章→ヤンデレ異母兄×主人公
2章→義兄×主人公
3章以降→王弟(大公)×主人公
主人公総受け(2人は無理矢理)ですが本命は1人です。
※後半は溺愛ですが、前半はかなり胸糞展開ですのでご注意下さい。可哀想な受けが幸せになる話が好きな方向け。
※設定ゆるゆるの西洋風です。オメガバースの独自設定も有り。
※第9回BL小説大賞エントリー中。祭りを楽しみたい。

レビュー