お姉様のものは私のものと言うけれど、あなたは私の妹ではありません

著者:水月 潮

イサベラ・ロッシェ侯爵令嬢には厄介な従妹メアリーがいる。
メアリーはイサベラの父の妹の子供で、彼女の両親が死亡した為、ロッシェ侯爵家で引き取ることになった。
メアリーの母親が平民と駆け落ちした結果、生まれたのがメアリーなので、メアリーの身分は平民。
ロッシェ侯爵家は後継ぎに困っている訳ではないので、メアリーは引き取ったものの侯爵令嬢として育てるつもりはなく、将来的に侯爵家の使用人として働いてもらう予定だった。
ところがメアリーは自分は侯爵令嬢だと勘違いして好き放題する。
そしていつも”お姉様のものは私のもの”と言って何かにつけてはイザベルから奪う。
それにうんざりしたイサベラによってある計画が立てられ、実行される。
※設定は緩いです

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