公爵令嬢はただ彼を愛す権利が欲しいのです

ある春のこと、王太子妃が亡くなった。
その葬儀も無事に済み、引継ぎに追われる王城の執務室にジョゼフィーヌは呼び出される。

「君には本当にすまないと思っている」

そんな謝罪から始まった王太子の言葉を、彼女はただ静かに聞いていた。

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