white reincarnation(ホワイト リインカーネーション)
過労死した三十七歳独身のおっさんは、守護霊が異世界の神に懇願したことで異世界に転生することになった。
転生の目的は特になく自由に生きていいと神が言うので、彼は「転生したんだから、今度は幸せな人生を送りたい。彼女をつくって、結婚して、子供を育てて、老衰で死んでいきたい」と思った。
転生後すぐにモンスターに襲われるが、昔取った杵柄である剣道のおかげで無事にモンスターを倒す。
高校時代に剣道の全国大会で優勝するほどの腕だった彼は、あることがあってから剣道から離れ、普通のサラリーマンとして働いていたのだ。
新しい体を得た彼はソージンと名乗り、試しにダンジョンに入ってみた。しかし、剣の達人である彼だったが、モンスターとの戦いはやはり自分に合わない。だから、職人になろうと思った。
そこで錬金術と魔法を駆使することで、色々なものが作れるということが分かったソージンは、偶然知り合った鍛冶師に相談して、職人の道を進むことになる。
ガラス、ゴムに似た素材、蒸留酒など色々作っていくことで、知り合いも増えていく。
前世と違ってブラックではないホワイトな環境を旨とし、ソージンは異世界を楽しむ。
そんなソージンの前に、異世界から転移してきた少年少女たちが現れる。彼らは魔王と戦うためにこの世界にやってきた勇者である。
彼らは魔王と戦うために努力し、魔王軍が攻め込んできた時には最前線で戦い魔王軍の幹部を倒す。
そんな彼らを後方で支援していたソージンにも、魔の手が忍び寄る。
※戦闘少なめ、生産多めのまったりとした話です。(多分)
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