国から出て行けと言われたので、どうせなら異世界に行こうと思います

著者:雨霧音湖

「レティシア・エルヴィス!この場をもって婚約破棄及び国外追放を命じる!」華やかな卒業パーティーの最中、婚約者である第一王子が、いきなりそんなことを言い出した。そこから言い渡されたのは、身に覚えの無い(しかもめちゃくちゃな)罪状。そして、どう言っても話を聞きそうに無い王子に──ついに、レティシアは決めた。「そこまで仰るなら、出て行って差し上げます!」そして、レティシアがいなくなったことを後悔すればいいのだ。もうレティシアは、ここには戻らない。だって、国外追放というのなら、異世界に行ってもいいのでしょう?

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