空の唄~真名失いの令嬢と元帥閣下

著者:花散ここ

両親を相次いで亡くした『わたし』は、後妻である義母に下働きに落とされてしまった。
魔法を使う為に必要な真名を奪われてしまい、自分の名も分からず『醜い者』と呼ばれて虐げられる日々。

ある日、強制転移で飛ばされた先は異国の戦場。
そこで出会ったのは美しい孔雀緑の瞳をした元帥様だった。彼はわたしに『エルザ』の名を与えて大事にしてくれる。
わたしが元帥様に惹かれていくのに、そう時間は掛からなかった。

全てを失った少女が、全てを与えられる恋のお話。

―第二部―
全てを与えられた少女は母国の王太子が開く夜会に、夫と共に出席する。
そこには陰謀と、嫉妬と悪意があった。『何もない』と蔑まれる少女。不穏な気配が漂う他国の情勢。

そして全能者が願いの為に現れる。
少女は抗う――愛しい人と共に在る未来の為に。

※4/15完結しました!ありがとうございました!
※暴力・虐待の描写があります。

※6/23『今日の一冊(No.115)』にて紹介して頂きました!

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