『僕が本当に愛しているのは君だけだよ、マリー。ミスティとは1年ほどで離婚して、必ず君を迎えに行く。だからもう少し待ってほしい。あぁ、マリー愛している』
婚約者の落とし物を届けるため後を追いかけた結果、彼の浮気現場を目撃してしまった大貴族令嬢ミスティ。しかも、相手は自分の唯一の親友マリーだった。
涙をこらえながら、彼と親友のために自分は身を引こう――なんて、殊勝な考え、あいにくミスティは持ち合わせていなかった。
「私、離婚も婚約破棄もお飾り妻もごめんなの。そんなに愛し合っているのなら、二人で生きていくといいわ。さようなら。もう二度と会うこともないでしょう」
これは、一匹狼の凛々しい令嬢ミスティが、逆境にも負けず強く気高く生きてゆき、いつか最愛の男性に巡り合う物語。
※初めてざまぁに挑戦した作品なので、温かく見守っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします!
※現在執筆に集中しているため、感想への返信にお時間頂いております。
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レビュー