たった一つのもの 〜メイブロッサムに込められた思い〜

「君にね、世界中でたった一人しか使えない魔法を教えてあげるね。君に教えたらもう僕には使えない。でもね、それでもいいんだ。君が笑ってくれるなら」
 
 あの日少年は、彼女に生れて初めて、たった一つのものを与えてくれた。彼女は初めて幸せを感じた。そして彼は彼女にとって、たった一人の愛する人になった。

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