おばあさまは暗躍する

著者:

伯爵令嬢レイ・ルネスは、父から第2王子との婚約を決定事項として告げられた。
「わかりました。いずれは解消する前提での婚約ですね」
レイの事情を考えれば、あり得ないはずの婚約。この婚約には裏がある。解消するとわかりきっている今回の婚約は、国王からの要請だった。

「どうかハロルドの死の理由を調べてください」と国王から頼まれて、婚約者になったばかりの第2王子と一緒にレイは、不審な死を遂げた国王の友人、ハロルド・ルリム子爵について調査することになる。
婚約早々、第2王子と共に子爵領への遠出。
しかし、まったく進展しない(するはずがない)第2王子との仲。

「なんでおまえは、父上から"おばあさま"と呼ばれているんだ?」
国王からおばあさまと呼ばれるレイに戸惑う第2王子。
レイは、第2王子を巻き込んで不審死の謎解きを開始する!!

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