毒好き令嬢は結婚にたどり着きたい

著者:守雨

 結婚を二週間後に控えている春のある日。エレンは婚約者と他の令嬢が愛の言葉を交わしている場面に出くわしてしまう。
 婚約者が愛しているのはその令嬢で、エレンの家のお金で彼女とお腹の子供の愛の巣を作ると言う。
「彼との結婚は絶対に回避してやる」と怒りに燃えるエレン。
 エレンは長い年月に渡り母から娘へと受け継がれる薬師の後継者である。薬を作ることに生き甲斐を感じているエレンは、薬師の後継者の条件である「心から信頼し合える男性と結婚し子供をもつこと」を目指すが、それは思っていた以上に難しいことだった。
 身分も高く見目麗しく、大変に裕福な家であるが故になかなか「心から信頼し合える相手」と出会えないエレン。そんな彼女が愛のある結婚を目指すお話です。

この作品はエブリスタにも投稿しています。

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