農閑期の英雄~騙されてSクラス冒険者になった農家の青年、実は最強でした~

【※書籍化が決まりました! BKブックス様より、2020年3月5日発売となります、皆様のご支援のおかげです、ありがとうございます。書籍化に伴い、作品タイトルを「農閑期の英雄~騙されてSクラス冒険者になった農家の青年、実は最強でした~」に改題致しました。】

 田舎から王都へと、収穫した農作物を売りに来た農家の青年ピッケル。

「冒険者ってのはまぁ、わかりやすく言えば旅人だな、旅人。旅をして、お金をもらう、そんな簡単な仕事だ」
「農作業なら、害虫とか退治するだろ? まぁ旅をしながら害虫もちょっと退治してもらうかも? って感じだな、簡単に言えば」

 そんな口車に乗せられたピッケルは、農作物の売上を弱小冒険者ギルドの男に騙し取られ、Sクラス冒険者へと登録されてしまう。
 Sクラスは以前は功績のある冒険者がやりがいや名誉を求めて志願するクラスだったが、今では割り振られるクエストが高難易度すぎてだれも成り手のいない、Suicide(自殺)クラスと言われていた。
 だが、ふだん裏山からピッケルの畑に現れる「害虫」たちは、そんじょそこらの冒険者では退治できない、超強力モンスターだったのだ。
 これは後に「農閑期の英雄」と呼ばれる男、ピッケルの物語。

※ハイファンタジー部門、日間最高二位
※全ジャンル総合、日間最高三位

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