ヒロインに転生したけれど、大切な人が出来たので平民のまま生きていきたかった。

著者:くく

「貴方だけのヒロインになれるなら、そこが地獄でも構わなかったの」

この世界が前世の時に大好きだった乙女ゲームの世界だと気付いたのは、四歳の頃。
私は、そのゲームのヒロインに転生した。
将来のシンデレラストーリーに夢を見ていられたのもたった数年。
前世の記憶より、不確かなストーリーより、私が得たい本当の幸せは。

たった一人だけで良い。貴方だけでいいの。
一途に想い続けたヒロインのお話。

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