婚約者の浮気現場に踏み込んでみたら、大変なことになった。

著者:和泉鷹央

 アイリスは国母候補として長年にわたる教育を受けてきた、王太子アズライルの許嫁。
 自分を正室として考えてくれるなら、十歳年上の殿下の浮気にも目を瞑ろう。
 だって、殿下にはすでに非公式ながら側妃ダイアナがいるのだし。
 しかし、素知らぬふりをして見逃せるのも、結婚式前夜までだった。
 結婚式前夜には互いに床を共にするという習慣があるのに――彼は深夜になっても戻ってこない。
 炎の女神の女神官という側面を持つアイリスの怒りが、静かに爆発する‥‥‥

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