俺自身には何の力もないけれど、スキル<統べる者>で最強に。裏切った連中が落ちぶれているが知ったことか!

著者:焼納豆

 この世界には魔獣が闊歩している。
 そして、記録があるこの数千年間の間に二度も悪魔の王・・・魔王と魔神にそれぞれ襲撃されたことがあるが、神から与えられたスキルと言う力を使って戦った。
 ここ千年程は悪魔の王は現れていないが、人族は常に対応できるように上位スキルと言われている特別なスキルを持つ者達をそれぞれの国家で囲い、万が一に備えてきた。
 ソレッド王国の辺境にあるナルバ村に住んでいるキグスタは、<統べる者>と言う不思議なスキルを得た。と当時に血のつながりのない妹フラウ、そして同じ村の仲間であるリルーナとホールも上位スキルを得た。
 当然王都に招集され、選抜メンバーとしての活動を始める。
 そこで<統べる者>の数少ない情報を得たが、スライムを扱えるだけと言う無残なスキルであることが判明した。
 だが、同じ村のメンバーでパーティーを組んでいるフラウ、リルーナ、ホールは一切気にするそぶりを見せずに、鍛錬を続けていた。
 そのパーティーの中に同じく上位スキルである<槍聖>のカンザが加入して、キグスタの扱いは激変する。
 更に、国宝として保管している聖武具と呼ばれる人々に強大な力を付与してくれる武具が一斉に光り輝き、魔族の王が復活したことが確認された。
 そんな中、鍛錬の一環としてダンジョン最下層に到達したパーティー一行。そこで対峙したのは下級ではあるが悪魔と呼ばれている種族。
 全員が果敢な攻撃を仕掛けるが、少しのダメージも与えることができなかった。
 その状況を利用して、キグスタはパーティーメンバー全員から裏切り行為を受ける。
 だが、その行為の結果キグスタは<統べる者>の真の力を知ることになった。

 この物語は、
  「クズジョブだと思った勘違いジョブを手に入れて妹にも見放されるが、実は最強でした。何故か魔神も配下になっています。」
   https://ncode.syosetu.com/n7814gs/

 のリメイクです。

展開はゆっくりですが、スカッとする予定です。

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