握手会で推しアイドルに告白した次の日から隣の席に座る目隠れ女子の様子がおかしいんだけど?

著者:ネコクロ

「――好きです、ずっとあなたのことが好きでした」

 アイドルの握手会で行われた突然の告白。
 これは珍しくもなんともない光景だった。
 しかし、頼人(らいと)の運命はこの告白から大きく変わり始める。

 翌日、隣の席に座る前髪で目を隠した少女の態度が一変。
 今までは軽く挨拶をするだけの関係だったのに、なぜか頼人の様子を窺う目隠れ女子。
 彼女の様子に不安を覚えた頼人が昼休みに昼食から戻ると、机の中に手紙が入ったかわいらしい封筒が入っていた。
 その封筒や手紙には名前が書かれておらず、放課後屋上に来てほしいという旨だけが書かれている。

 手紙に記載されている通り屋上に向かった頼人。

 するとそこで待っていたのは――隣の席に座る、目隠れ女子だった。

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