パトリオ家の三女である私は、堕落した生活を送っている姉2人とは違い、毎日ダンスのレッスンを怠らずに励んでいた。
しかし、私の才能に嫉妬したのか姉たちは私のダンスシューズを破棄。
「ダンス発表会前日だというのになんということだ!」。
姉2人から賄賂を受け取っていた父は私の話など一切聞かずにパトリオ家を追放。王宮の下級メイドに就かされてしまう。
そこから数日後、舞踏会の直前、突然に国の王女が体調を崩す。
「誰でも良い! 踊り……ダンスに長けた者はいないのか!」。
必死に代理の人間を探す王や中級メイドたち。
しかし、高レベルな”舞踏会”の呼び出しに応じれる者は王宮内には、誰もいなかった。……私を除いては誰にも。
※日間ランキング9位ありがとうございます。こんなに伸びるとは思いませんでした。
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