よくあるじゃない?死亡フラグ持ちの伯爵令嬢の話。
記憶を取り戻した私がまさにそれだった。
普通は、死にたくないって頑張るんだろうけど、私はこう思っている。
そんなにがんばらなくてもいいかなって。
私は、貴族の集まる王立学園に通う、17歳の伯爵令嬢で、この国の第3王子様の婚約者候補だった。
私は王子様に惚れに惚れて、王子様と恋仲になった男爵令嬢を追い落とそうと散々意地悪をした。
そして、それが見事にばれて自宅謹慎中の今、自分の前世を思い出したのだった。
疲れて、疲れて、頑張れない私が、彼と出会い、ちょっとだけ、がんばってみようかなって、やっと、そう思えるようになるまでの、そんなお話。
シリアス注意!
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