記憶喪失令嬢と公爵様の婚約生活

著者:すず

大怪我から意識を取り戻したセシリアは、記憶を失っていた。

そんなセシリアの前に現れたのは、麗しい公爵様。

「君は自分の名前以外何も覚えていないとの事だが…その………君は俺の婚約者だ」

公爵様が私の婚約者!?

信じられないセシリアは、婚約破棄を申し出る。
私ではふさわしくないです。
そんな思いもむなしく、公爵様は絶対に婚約破棄はしないとの一点張り。

「セシリア、一緒に思い出していこう。記憶が戻らなくても俺は君を妻にしたい」

毎日公爵様が甘やかしてきて困ります。

果たしてセシリアは記憶が戻るのか!?
公爵様の一途な想いは実るのか!?

※R15は念のためです。

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