【完結】死に戻りのオールラウンダー、100回目の勇者パーティー追放で最強に至る。 ~魔王が闇堕ちすると人類滅亡! 魔族語マスターしている俺が、彼女をデレさせ闇堕ちを防ぐ!~

「――ニル・アドミラリ、今日限りで、お前をこの勇者パーティーから追放する!」
「おっけー! じゃあな!」

勇者から追放を言い渡された主人公ニルだが、ショックを受けた様子はまったくない。
それもそのはず。彼が追放されるのは、これで98回目なのだ。

ニルは「死に戻り」の呪いを受けており、寿命以外の死を迎えると、何故か勇者に追放される瞬間に戻されてしまう。
今も魔王デスグラシアにぶち殺されて、死に戻りしてきたばかりだ。

「今回こそ、大往生を迎えてやる!」

今から1年後、魔王デスグラシアが真の力に目覚め、人類滅亡が確定となる。
それを防ぐには、覚醒する前に奴を倒さなくてはいけない。

ニルのクラスはオールラウンダー。成長は非常に遅いが、すべてのスキルと魔法を習得できる。
彼は周回を重ねる事で、スキルと魔法を極めていき、ついに97周目で全てをマスターした。
あとは、この最強の力をもってして、最短で魔王デスグラシアを討つのみ。

ニルは奴がいる勇者学院に入学する為、能力の強化と金策を最大効率で進めながら、入学試験に臨む。

受験生の中には、現時点では魔王太子であるデスグラシアの姿があった。
現段階では、人間と魔族は和平を結んでいるのだ。

60周目で魔族の奴隷となっていたニルは、魔族語をマスターしており、ちょっとしたきっかけから魔王太子デスグラシアと会話する。

その結果ニルは、デスグラシアが素直で良い子である事を知ってしまう。
彼はデスグラシアを倒すべきなのか、迷い始めてしまうのであった……。

※ ガールズラブ要素は百合キャラが1人いるだけで、要素はあまりありません。

読者の皆様、「今まで読んだなろう小説で一番面白い」「読みやすい」「素敵なラブストーリー」「伏線が良い」「ストーリーに引きこまれる」「100周目の変化が良い」「主人公の試行錯誤と懸命な姿に心躍る」「他のヒロインルートが見たい」などの素晴らしい感想、本当にありがとうございます!
はえぬきさん、にゃんこさん、素晴らしいレビューありがとうございます! おかげ様で1万ポイント達成しました!

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