『連載版こうかい』~幼馴染に振られた上、サッカー部を追放されたら、他の幼馴染がドン引きする位グイグイ来た。えっ? 僕がいなくなって困ったから戻って来てくれって? 今更そんなのしりません~

著者:島風

「私達、別れよう……」幼馴染で彼女である高崎空音《たかさきそらね》が放った一言で、僕の初恋は終わった。
僕の彼女を奪ったのは同じサッカー部のエースストライカー藤堂だった。
高校2年生、 宗形悠真 《むながたゆうま》は陰キャな目立たない男子生徒。
その悠馬には二つの特別な事があった。一つは幼馴染で美人の彼女の高崎空音《たかさきそらね》がいる事、二つ目、実は彼は帰国子女だった。
帰国子女の為、主義主張が強かった彼は帰国後、周りから疎まれて、帰国子女である事を隠す為に陰キャを装い、何事も献身的に、目立たないように努力してきた。
そして、努力の甲斐あって、サッカー部での献身的なプレイで大きく貢献できるようになった。彼は目立たなくとも、実は攻守の要となっていた。しかし、にもかかわらず、エースストライカー藤堂に献身的なプレイを馬鹿にされた上、彼女を奪われて、部を追放されてしまう。
全てが終わった様な気持ちの彼の元へ、もう一人の幼馴染の不知火真白《しらぬいましろ》がやってきた。
真白はロシア人の血をひくハーフで、悠馬と同じ帰国子女だった。二人の生きにくい人生を変える為、学級担当の先生は二人に特別クラブ、風紀委員クラブでの活動を命じる。
真白とクラブ活動を通じて人と関わる中で、二人は成長し、段々悠馬のハイスペックぶりが露見し、周りがほおっておかない。おまけに他の幼馴染や、彼を慕う女の子からも何故か次々と告白されてしまう。
一方、悠馬を振った空音は悠馬に心が戻り、後悔し、泣き叫ぶがもうどうにもならない。
そして悠馬が去ったサッカー部では彼がいなくなり、当然落ちぶれて行き、次第にどん底へと追い詰められていく。
落ちぶれたクズストライカー藤堂は悠馬に土下座して泣きつくが、もう時すでに遅い。そして遂に藤堂は外道が災いしてサッカー部を追放されて退学になるのであった。

注意:本作品は拙作『こうかい! ~幼馴染の彼女に振られたら、幼馴染達がドンびきする位グイグイ来た~の』の長期連載版、リメイクです。

5月1日-4日ジャンル別日間1位 、5月1日総合20位、2日総合17位、3日総合18位、4日総合19位。
応援して頂いた読者様、ありがとうございますです。感謝に堪えません!

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー