リア充のフリをしている壊れた俺は、もう壊れたままで構わない。俺の大好きな小説を執筆している同級生が幼馴染に馬鹿にされた。もう幼馴染には無関心だ……

著者:うさこ

「彼は病気だ」
お母さんは医者の言葉を聞いて泣いてしまった。
人の気持ちがわからない俺はなんでお母さんが泣いているのかわからなかった。

お母さんが泣かないようにするために、俺は病気が治った普通のフリをした。
クラスメイトと仲良くなって、カラオケに行った時、俺と地味子を置いてクラスメイトはいなくなってしまった。

俺は教室で馬鹿にされている地味子をみて、初めて人に関心が湧いた。地味子に自分から関わろうとした。
陰で俺を馬鹿にしていた幼馴染は俺を止める。

「ねえ、あんた昔みたいにならないでよ!」
「――金を払うだけの都合の良い幼馴染か、あの時言っていたな。俺の事迷惑で好きじゃないって。なら、俺に金輪際近づくな」

隠れた小説家の地味子と、絵を書くことだけが好きな俺、二人が漫画家を目指す青春恋物語!!

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