料理研究家の助手として、毎日を必死に生きる私
椎名いずみ・二十六歳
ある日、撮影中に事故に遭い、目覚めたらそこは静謐な神殿だった。
聖女として呼び出されたらしいけれど、能力はないし、年はいってるしで、どうやら私、厄介者?
そんな私を拾ってくれたのは、十歳年上の騎士団長様でした。
「私は美人じゃないし、会話上手でもありません。でも、あなたの暮らしに寄り添うことはできます」
美しく咲く花にはなれないけれど、あなたの体を作るお手伝いはできる。
そう、味噌や醤油のように!
この作品はBerry’s Cafeにも掲載しています。
2020/5 ベリーズ文庫から発売された作品の原作となります。(改稿前のものです)
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