借金返済に追われている貧乏令嬢です。借金のカタとして売り飛ばされることになったので、結婚相手が誰になるのか鏡の向こうの天使さまに尋ねてみたら、天使さまもとい小悪魔と結婚することになりました。

著者:石河 翠

祖父の死後、借金の返済に追われるようになった主人公。借金のカタに売り飛ばされそうになった彼女は、覚悟を決めるためにある呪いに手を出す。その呪いを使えば、未来の結婚相手がわかるというのだ。

ところが呼び出したはずの「天使さま」は、結婚相手を教えてくれるどころか、借金返済のアドバイスをしてきて……。借金を返済するうちに、「天使さま」に心ひかれていく主人公。

けれど、「天使さま」がそばにいてくれるのは、借金を返済し終わるまで。しかも借金返済の見込みがたったせいで、かつての婚約者から再度結婚の申し込みがきて……。

がんばり屋で夢みがちな少女と、天使のように綺麗だけれど一部では悪魔と呼ばれている男の恋物語。

この作品は、アルファポリス、エブリスタにも投稿しております。

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