あるお城の片隅に、飢えと渇きで死にそうな子供がいた。
今にも息絶えん子供の中で、ふと目覚める誰かがいる。
それは現代日本人、相模千尋。
彼女は訳が分からないまま、死に物狂いで足掻きます。
経緯は分からなくとも現状を理解した千尋は、とにかく生きるために奔走する。
まずは、御飯っ!! 何がなくとも御飯は必須っ!!
こうして周りを巻き込み、お城や城下町を疾走する彼女に、ついた渾名が《小人さん》
書籍化用に加筆修正した序盤部分の掲載です。応援して下さった読者様へ、ほんのちょっとでも御礼になると良いのですが。
担当様から許可を頂き、カクヨムにも掲載する予定です。
さわりの部分ですが、御笑覧ください。
美袋和仁
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